デビアスグループから、2022年のダイヤモンドに関してのレポートが公開されました。
本年度のレポートは、ダイヤモンド原石だけでなく、ダイヤモンドジュエリー市場の調査も含まれていて、とても興味深い内容となっています。
2022年ダイヤモンドインサイトレポート
オリジナル:https://www.debeersgroup.com/reports/insights/the-diamond-insight-report-2022
フルレポート日本語訳(Google翻訳):JA-DeBeers_DIR2022
■TDEコメント
2021年のダイヤモンド原石の生産量は、前年に比べ11%増加し、1億2800万ctだった。
2020年は、コロナウイルスの影響で生産調整やロックダウンを行ったため減産となったが、2021年は、消費需要が大きく回復したこともあり増産に繋がった。
国別では、ロシアが3700万ct、ボツワナが2300万ct、カナダが1800万ctであったが、オーストラリアは、アーガイル鉱山の閉山によりゼロとなった。
ロシアは大きな生産を続けており、全体の29%を占めている。
企業別では、デビアスグループが3300万ct、アルロサが3200万ctと両社で全体の50%を占めている。
リオティントは、アーガイル鉱山の閉山によりカナダのダイアヴィック鉱山の400万ctと大幅に減少した。
2021年は、各鉱山会社が増産に転じたことにより、アーガイル鉱山の1100万ctの減少分をカバーし、さらに増加することになったが、コロナ前の2019年の1億3900万ctには及ばなかった。
また、2021年は消費需要の回復により、年間を通じて原石価格が上昇した。
各社の原石の販売額の合計は、前年に比べ47%上昇した164億USドルとなった。
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TDE